私は今年の5月から本格的に筋トレを始めて、時間をかけて少しずつデカくなってきた。
左の画像が5ヶ月前の私。右が今の私。
腕周りがとんでもなく大きくなっているプラス、胸の厚みも増している。まぁまぁサイズアップしているのがわかると思う。
そんな私はブログでも筋トレの成果報告の記事を書いているのだが、食事方法についてはあまり触れてなかった。
そこで今回は私がバルクアップするためにやっている「ダーティーバルク」について、がっつりと紹介していこうと思う。
「栄養バランスとかカロリー計算とかわかんねえけど、とにかくデカくなりてえ!」という人は参考までにどうぞ。
ダーティーバルクとは
ダーティーバルクとは、摂取カロリーが消費カロリーを上回る「オーバーカロリー」の状態をキープし、筋トレを日々継続して身体全体を大きくするバルクアップ法のこと。
「ダーティー=汚い」という意味で、基準のタンパク質量だけ満たして食事制限をかけずに好きな食べ物を好きなだけ食べるのが特徴。
炭水化物や脂質の量を気にしなくていいので、簡単にカロリーを稼ぐことができる。
オーバーカロリーを続けるので一時的に見た目は悪化し(体脂肪が増えて太って見え)るが、身体を大きくするという意味では最短の方法とも言われている。
また、ダーティーバルクの他にもう一つ、リーンバルクという食事法もある。
リーンバルクは厳密なカロリー計算と食事管理によって、できる限り体脂肪をつけず筋肉だけを増やしていくバルクアップ方法。
筋肉を増やすにはオーバーカロリーが必要だが、オーバーしすぎると体脂肪も増えてしまいます。
「筋肉だけが増える」ギリギリのオーバーカロリーをキープするのがリーンバルクで、言うのは簡単だが実践するのはかなり大変。
非常に厳密な食事管理に体組成モニターが必要になるため、上級者向けの手法と言える。
実践した食事法
ダーティーバルクの説明はこんな感じ。まぁ、栄養素とかカロリー計算とかは何もやらずに、ただ食いまくるという方法。
私の食事法は実はオーバーカロリーすらも意識していない。カロリー計算の方法がわからんので。
とにかく食べること。それだけ。
具体的には、ポテチや菓子パンも食べるし、ジムで飲めるプロテインサーバーはめちゃくちゃ飲んでいる。
サラダ油とか不健康なものを使いまくった牛丼とかコンビニ弁当もガツガツ食べる。
もう食べるものは全部食べている。
たぶん、ハードにトレーニングをしていなければ病気まっしぐらな食生活かもしれない(笑)。
でも今のところは健康に問題もないし、トレーニングのパフォーマンスは日々上がっていると感じている。
万人におすすめできる方法ではないが、少なくとも私にとっては楽しく増量できる方法なので、これからも継続していく予定。
ダーティーバルクのメリット
ダーティーバルクには大きく3つメリットが有る。私もこれらのメリットを享受するためにこの食事法を実践している。
食費削減
まずは食費削減。しっかりと栄養やカロリーを計算して食事をしようとすると、とてつもない食費がかかることになる。
一日に摂取するPFCを考えて、それに沿ったメニューを考えて、自炊なり買い物なりをしないといけない。
めんどくさがりかつニートで仕事もしていない私からすると、そんな時間とお金のかかる方法はゴメンだ。
それをするくらいだったら500円ぽっちで牛丼を食べたほうが楽だ。
今あるお金でテキトーに買って食べることのできるダーティーバルクは、社会的弱者のお財布にも優しい。
好きなときに好きなものを食べることができる
何と言ってもこれ。好きなときに好きなものを食べることができる。
私は本当に食べることが大好きなので、「自分が食べるものを自分で好きなように選ぶことができる」という自由は最高だ。
スイーツを食べてもいいし、塩気の強いスナック菓子を食べてもいい。デブの食生活をしても筋肉がつけばそれでいい(もちろんお菓子ばかり食べる訳では無いが)。
ストレスが減る
ストレスが減るのは筋肉にとっても良い影響がある。
コルチゾールというストレスホルモンは筋肉を分解する作用があるので、ストレスは筋肉の敵。
ストレスフリーでハードにトレーニングをして、がっつり食事をすればバルクアップはできる。
食べたくもないものを食べて減量をするのも良いとは思うが、バルクアップという観点においてはとにかく食べるのが正義。
ストレスフリーで食べまくるスタイルのほうが今の私には合っている。
デメリット
ここから重要。
ダーティーバルクにはメリットと同じくらいデメリットも有る。
多くのインフルエンサーが「ダーティーバルクはやめろ。クリーンな食事を取れ。」と言うのは正解である。どう考えても不健康な食事法だから。
栄養バランスもカロリーもめちゃくちゃな食事では、悪い影響を及ぼすことも理解しなければならない。
余計な脂肪が増える
まずは、余計な脂肪が増えること。腹に肉がつくのは勿論、筋肉の外側にどんどんついていく。
私は全く気にならないが、脂肪がつくことを過度に恐れる人にはキツイだろう。
ただ、筋肉が増えるということは脂肪が増えるということでもあるので、しょうがないと思う。
たまに体調が悪くなる
栄養バランスが悪くなると、体調にも影響がある。
唐突に頭が痛くなったり、腹が痛くなったり。最近の私はそういったことがないが、ダーティーバルクに慣れていない人は、体調を崩す人もいる。
だからクリーンな食事が一番だと皆言う。
しっかりと栄養バランスを考えて、野菜も取って健康的な食事をするほうが、絶対に体調は良くなることは確か。
そう知っていてもバルクアップしたいという人は、ダーティーバルクをしてみたらいい。
顔がむくみまくる、ブスになる
最後はなんといっても、”ブスになる”ということ。
ダーティーバルクを始めると、どんどんブスになってく。
食事量が増えることで顔に脂肪はつくし、更にむくみも出てくるので顔がパンパンになる。
今、女の子にモテたいとか、合コンの予定があるとか、デートの予定がある方は、やめとくなら今のうちだ。フラレるぞ。
以上、ダーティーバルクのデメリットだ。
探してみると、ダーティーバルクのデメリットはもっとある。
まともな社会生活を送っている人ならば、やらないほうがいいのかもしれない(笑)。
トレーニングで追い込むことが大前提の食事法
食事について語ったけれども、結局はこの食事量に見合うトレーニングをしているかどうかが重要なのだ。
はっきり言って、この食事法をしておきながら「ジムに行って30分で帰ってきました!」みたいなぬるい筋トレをしている人は、無駄でしかない。
ただでさえカロリーをとりまくっているのだから、それをトレーニングで消費し切るところまでいく気持ちがないとダメだ。
私もそこまで追い込めているかどうかはわからないが、必ず2時間以上はジムで追い込んでいるし、週に4日は行くようにしている。
それでも「まだトレーニングが足りないな」と思うし、結局はトレーニングで追い込もうという気持ちが大切。
各々のライフスタイルに適した食生活を
とまあ長々と語ってきたが、結局は自分のライフスタイルにあった食事法を取り入れるべきだということ。
これはあくまで5ヶ月ダーティーバルクをして筋肉を増やした男による意見なので鵜呑みにしないように。
質問とか要望があればコメント欄かTwitterまで。必ず返します。
それでは。
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