FPSゲームにおけるイライラとの付き合い方

ゲーム

FPSにイライラはつきものだ。ストレス発散のためにゲームをするはずが、ゲームで余計にストレスを溜め込んでしまうという人も多いだろう。

今回は、トキシック癖があった私が考え方を変えた結果、どのように健全にゲームをプレイすることができたのかを書いていく。

ちなみに、FPSゲームに限らず、人生におけるアンガーマネジメントについて大切なことを書いているので、ゲーマーでない方もぜひ読んでほしい。

緊張するのをやめる

ゲームでイライラしてしまう人、すぐキれてしまう人というのは、身体に力が入っていて緊張してる人が多いのではないかと思う。

一旦、リラックスしてみよう。肩の力を抜いてみよう。

足音は聞こえにくくなるかもしれないが、音楽を聞きながらやってみよう。

立ち回りとか細かいことを一回忘れて、感覚のままプレイしてみよう。

こういったリラックスした状態はかなり大切で、実際にパフォーマンスが上がることもある。

イライラしてしまう人は、決まって物事に対する見方が悲観的になる。

だから「あーもうこの試合勝てないわ。GG」「味方もっとキルとれよ。まじで何してんだ。終わったわ。」みたいにあきらめムードになる。

そして結果、大したパフォーマンスも出せずに負けて終わる。

リラックスしていれば、メンタルも平静を保っているので、比較的、戦況を俯瞰的に捉えることができる。

仮に負けたとしても、「次はどうするか」という対策を考えることができる。

建設的なゲームプレイができるようになるのだ。

ゲームに限らずそうだが、この「リラックスしている状態」というのは本当に大事。

例えば、コミュニケーションを取る際にも、緊張してガチガチの状態だったら、相手の話なんて聞けないし、自分も話そうと思ってもおもしろい話なんてできない。

女の子とのデートで緊張していたら、変にカッコつけようとしてダサくなったり、おもしろい話をしようとして、相手を置き去りにしてつまらない話を一人で語り続けるだろう。

ゲームも同じだ。リラックスしている状態が一番高いパフォーマンスを出せる。

味方に求めすぎるのをやめる

他責をやめよう。「味方がこうしていれば…」と考えるよりも、「自分は今こういう動きをしていれば勝っていたな。」と、自分中心に反省していれば、味方にキレることはなくなる。

勿論、チームメイトに対して「ここはこうしてほしい」という改善の提案などがあれば、伝えたほうがいい場合もある(言い方も大切だが)。

ただ、基本的に味方というのはコントロールできない。

カバーが取れない場所で勝手に死んでいくこともあるし、1v3などの状況で詰んでいる場合もある。

だが、しょうがないことなのだ。味方が弱かったなら、「まぁこの試合はしょうがないな」とか「やれることはやったな」と流せばいいのだ。

深く考えても仕方ない。

自分が強ければ、必然的にレートやランクは上がっていく。

そのランクで停滞しているということは、味方もほぼ同じレベルということを忘れてはいけない。

できないことはあるし、連携が合わない部分もあって当たり前。

そのことを理解してゲームをすれば、自分のプレイに集中しながら味方と冷静に連携を取ろうとすることもできる。

目の前の勝利にしがみつくのをやめる

ゲームでイライラする人は、ただひたすら目の前の勝利を追い求めている人が多い。

「この試合に勝たないと、ランクが落ちる」

こういった焦りのメンタルで試合をしていたら、イライラするのも当然だし、先述したように緊張しているので、パフォーマンスも落ちる。悪循環である。

あなたが仮に今の試合でまったくキルができずに、ランクも落ちたとしても、

何回でも試合は回せる。

その中で改善するところはしながら、成長していけばいいのではないだろうか。

もっと長期的な視点を持とう。

この記事で言っていることは、FPSに限らず様々な分野でのアンガーマネジメントについて、かなり肝となることを書いているつもりだ。

短期的な視点で結果を求める人は、ゲームでもイライラすることは勿論、勉強や仕事に取り組んでもモチベーションは保てないであろう。

何事も結果が出るのはずっと先。淡々と努力を積み重ねる事が大事だ。

例えば、私はもうVALORANTを2年プレイしている。しかし最高ランクはプラチナ3である。

同じくらいの期間プレイしているフレンドにはアセンダントやイモータルもいる中、私は比較的に低いかもしれない。

しかし、私は「俺は成長している」という実感があるし、長期的な視点を持っているので、「いずれはアセンダントやイモータルに到達できる」とも思っている。

目の前の試合の勝利に執着していない。もちろん、一つ一つの試合を勝つ気持ちではいるけれども、たとえ勝てなくても「まぁ次勝てばいっか」という気持ちだ。

一人でゲームするのをやめる

FPSにはソロプレイヤーがいるのは理解しているし、私も一人でするゲームは気が楽で好きだ。

誰にも気を遣う必要がないし、音楽を聞いたり自分の好きなことをしながら自由にできる。

だが、日頃ソロでプレイしていてずっとイライラしている人は、絶対に誰かと一緒にやることをオススメする。

良い気分転換になるし、ムカつくことがあってもそれを話すことによってストレス発散にもなる。

また、雑談のつまみにゲームをするのも、楽しくて良い。必要な報告や連携はしつつ、あとはまったりと雑談をしながらやるのも、リラックスできるうえにイライラしにくい。

友達がいないという人は、野良の人に話しかけてみよう。

私が今VALORANTを一緒にやっているフレンドは、野良で出会った人だし、私がインターネットで仲良くしている友人達のほとんどは、もともと野良だった人だ。

みんな友達を欲している。私も、あなたも。

あと、FPSゲームの多くはチームゲームなので、連携力を鍛えるという意味でも、誰かと通話を繋いでゲームするのは有効である。

敵の位置やダメージの報告、スキル合わせや撃ち合ってる際のコールなど。

そういった声を利用した連携というのは、できると勝率が上がる。

ゲームであることを理解する

最後に、ゲームであることを理解しよう。

こんなただのFPSゲームで勝っても負けても、あなたの目の前に大金は降ってこないし、あなたの生活水準が上がるわけでもない。

あなたに彼女ができるわけでも、あなたの身体がムキムキになるわけでもない。

所詮はゲームなのだ。肩の力を抜いてリラックスして、テキトーにやろう。

日本人は、行動する前にあれこれと深く考えるクセがある。

イライラする人というのは、そういった考えるクセが不安や焦り、期待に変わっているのだろう。

考えるのをやめ、「ゲームを楽しむ」ということにフォーカスして、CHILLにやっていこう。

私もときにはムカついてしまうこともあるが、怒りを溜め込まないように、フレンドと話したり、「次の試合で頑張ろう」と切り替えたりしていっている。

イライラしたり怒りを感じるのは、人間として自然な感情である。

しかし、それを外にうまく放出しながら、快適にゲームをプレイできるよう、心構えを見直してほしい。

今日の記事は終わり。YOUTUBEでたまにゲーム配信してるので来てね。

それでは。

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