【現役大学生が選ぶ】マジで読んでて良かった本6選【読書】

生活改善

10代のうちに読んで良かった本

今回選んだ本は、特に「若いうちに読んでて良かったぁ」と強く感じた本を選んだ。

ジャンルとしては、メンタル、哲学、ビジネス書、あとは社会や文化に関しての本。

これらのジャンルの本は、教養もつく上に自分の将来に向けての成長の糧になり、これからの長い人生をどう生きるかを決める指針ともなると私は思う。

それでは、私がマジで読んでて良かった本を、サクサク紹介していく。

普通がいいという病(社会)

この本は、人間社会における文化などを、精神医学、哲学、詩など、多方面の学問や芸術の分野から視点を借りて考察している本だ。

主題はタイトル通り、「普通になりたい」という、自分らしさを放棄して社会の波に従いながら生きることを享受する我々の思想についてだ。

私たちは生まれながらにして、個々によって違う才能、能力、個性を持って生まれている。

そのような、我々ひとりひとりがもつ「自分らしさ」を殺さずに、のびのびと生きることができる世界が、我々が目指すべきものなのではないか。

そのような問題を考えさせられる本だった。

私のような、まだ社会を深く知らない若者だからこそ、比較的心にも時間にも余裕がある今のうちに読んでおくべきだ。

そして「自分らしさとは何だろう?」「自分で感じて考えるということが、私たちにはできているのだろうか?」と考えるキッカケになれば、

自分の強みや才能を理解した上で、それらを活かせる環境に身を置けるかどうかが決まるかもしれない。

頭に来てもアホとは戦うな!(ビジネス書)

「どうでもいいやつに時間も労力を割くな」という本。タイトルがまず好きだ。

私たちは時に、自分を大切にしてくれない人に対して執着したり、仲の良いと思っていた友人と喧嘩をしたり、人間関係でトラブルが起きることがある。

私はそこでこの本を読んだ時、「この人とは、喧嘩をしてまで仲良くする価値があるのか」、「この人に私は時間を使っているが、本当に時間を使うべき人なのだろうか?」と冷静に考えることができるようになった。

コミュニケーション能力が成熟していない若いうちにこそ、「自分のことを大切にしてくれない人を、大切にする必要はない」ということを知っておくべきだ。

この本では、人間関係で無駄な労力を割いてしまう人の特徴、社会で生きていく上で人間関係における心構えが隅々まで書かれている。オススメ。

ラッセルの幸福論(哲学)

本記事で紹介する本の中では、一番難解な表現が多くて読みにくい本だ。

しかし、人生における幸福のエッセンスがギュッと詰まっている書籍でもある。

私達は生きている以上、「幸せになりたい」と思うものだろう。

そのためには今、どうすべきか。人生における不幸の原因とはなにか。また、幸福をもたらしてくれるものはなにか。それを考察し、その上で私達はどう生きるべきかを記した本だ。オススメ。

超一流の雑談力「超 実践編」(ビジネス書)

10年以上まともに人と話さなかった私にとって、コミュニケーション能力の向上は人生最大の課題である。

もちろん、コミュ力向上のためには人と実際に話すことが一番の近道だが、ある程度の型を身に着けて臨んだ方が、比較的円滑に人と話せるようになる。

変に気まずくなったり、失言したりして嫌われたりしたくもないしね。

人と話すことは人生で逃れられない。だからこそ、若い頃からコミュニケーションの苦手意識をなくしておくべきだと思うのだ。

「人と話せるようになりたい!気まずくなりたくない!」と思う方は一度手にとって見てはいかがだろうか。

日本人の9割が知らない遺伝の真実(社会)

この日本社会では「才能」というものを否定したがる。

「才能とか言ってるやつは努力したくないだけ。」とか「努力すればどんな人でも成功できる。」とか。

やたらと才能を否定する理由として努力不足を挙げたがる。

このような空気が社会にはびこっている中で、それを一刀両断するのがこの本である。

行動遺伝学の研究と、その確固たるデータを持って、「遺伝が人の能力にどれだけの影響を及ぼす」のかを的確に語っている。

ただ勘違いしてほしくないのは、この本を努力しない言い訳にはしないでほしいということだ。

この本は、「努力は無駄なのでやめよう」といった趣旨の本ではなく、「努力する場所を間違えず、自分の輝ける場所を選んで、そこで適切な努力をする」ということを伝えようとしているのである。

正直、この本を読んだときはあまりの残酷な事実に軽くショックを受けたが、読んでおいて損はないと思う。

お金があれば幸せになれるのか(哲学)

様々な哲学者の言葉を引用して、幸福のために細かく考察してくれている本。

21章あるが、それぞれが別々に独立した内容なので読みやすい。

また、哲学書の原文ではなく、しっかり初学者でもわかりやすいように解説してくれているのもポイント。

「これからの人生どうしよう…。」「将来が不安だ…。」と思っている、未来に対して不安があったり、今がつらいという方にオススメしたい本。

反応しない練習(メンタル)

一番オススメはこれ。

仏教の思想を元に、「どうでもいいことに反応しない、執着しない」強い心を作るための方法が書かれている。

情緒不安定で、人に依存しやすく、すぐ傷つく私のようなメンタル雑魚人間には非常に救いとなる本だ。

コレに関してはブログ記事で詳しく解説しているので是非読んでほしい。

さいごに:大学生はどんな本を読むべきか?

オススメの本の紹介は以上だ。

最後に、大学生はどんな本を読んだほうがいいかを少し語ってから終わりにしたいと思う。・

大学生は、社会に出る準備をしている段階の人間なので、「生きていくための血肉になるような本」を読むべきだと私は考える。

お金、人間関係、メンタル、世の中で起こっていることや、世の中の真実など、自分のためになるような有益な本を読むべきだ。

もちろん、小説や古典などの書籍に触れて、教養を深めたり、情緒を磨いていくのも重要だと私は考える。

ただ、将来に関してマイナスな感情を抱いている今の若者にこそ、この今生きる社会に対して目を背けず、どう生きるかを真剣に考えてほしいのだ。

本は、世の中を生き抜いた上でなにか大きなことを成し遂げた者が、実際に起きたことや学んだことを記した、知識の宝庫である。

「ただひたすら本を読みまくれ!」とまでは言わない。大学生は遊びまくることも大切なことである。

しかし、たまにはカフェで一人、本を静かに読む時間を設けてみてもイイのではないだろうか。

それによってあなたの精神は強くなり、強くしなやかに生きる力が、じわりじわりとついていくと私は信じている。

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