SNSの普及によって私たちは、いつでもどこでも人と繋がることができるようになり、コミュニケーションのハードルが低くなった。
しかしその一方で、SNSの便利さに人類がまだついていけていない。
SNSで他人に振り回されてストレスを溜めていたり、SNSに時間を使いすぎて後から後悔している人も多くいるのではないのだろうか。
例えば、「今日は友だちとBBQに行ってきました~!人生最&高~!」みたいなどうでもいい投稿を見て嫉妬したり、
LINEの返信などにおいても、「既読スルーをしたら失礼と思われるかな~」「ここで返信するべきかな~」みたいに、どうでもいいことに時間を使い精神を浪費し、SNSに操られている人が多いように感じるのだ。
そこで今回は、現代社会に欠かせないコミュニケーションツールであるSNSを、他人のために使うのではなく自分のために使うように私がいつも意識していることを伝えようと思う。
この記事はこんな人にオススメ
- SNSで時間を使いすぎて後悔している人
- SNSを他人に振り回されることなく利用したい人
- SNSをどう使えばいいかがわからない人
SNSを使う目的を明確にする
まず、私たちはなんとなくでSNSを使っているが、
「なぜそのSNSを使っているのか?」ということを考えたことはあるだろうか。
フォロワーさんと交流したいから
友だちがほしいから
有名になりたいから
有名人の投稿が見たいから
その理由は何でもよくて、漠然としたものでいいのだが、
「私はこのためにSNSを使っている!」という目的を定めると、有意義にストレスなくSNSを使うことができる。
「Twitterいじってたら、気づいたら一日終わってた…無駄な時間を過ごしてしまった…。」と後悔してしまう人の多くは、このSNSを使う上での目的がないのだ。
SNSは依存させるように作られている
そして次に知っておきたいことは、「全てのSNSは、依存させるようにできている」ということ。
YouTubeにしろTwitterにしろTik Tokにしろ全てのSNSでも同じこと。
私たちが好きなコンテンツだけを見せてくれて、
その後は「あなたへのオススメ」と、次々に私たちが見たいと思うようなコンテンツが画面上に表示される。
すべてのSNSがそう出来ているからこそ、ただぼーっとSNSを見て時間を浪費して、後から後悔するのではなく、目的を持って主体的にSNSを使う必要があるのだ。
とりあえず手持ち無沙汰だから脳死状態で画面をスクロールするのは、思考停止している証拠。
LINEにしろインスタにしろTwitterにしろ、自分はなんのためにこのアプリを使っているのか?
それを利用することによって自分が得られるものは何か?ということを自問してみよう。
「よくよく考えたらこのアプリはいらないんじゃね?」と思ったなら消すのもアリだろう。
その時間を自分の趣味などの有意義なことに費やしたほうが人生は充実するだろう。
取捨選択
目的がある程度定まったら、その目的にそぐわないものをどんどん排除していく。
「この人なんとなくフォローしてたけど、よく考えたら別に見る必要ないな」と思ったらリムればいいし、「この人の投稿はつまらない」と思ったなら、それは見る価値の無いということだ。
目的が定まると、自分が本当に見たいコンテンツ、見る必要のないコンテンツがハッキリ分かれて見えてくる。
しかし、SNSは人と人とのつながりであるので、「この人とは仲良かったけどもう絡まない!切り捨てる!」とすぐ判断するのはよそう。
そういった場合はすぐ切り捨てるのではなく、「保留」という形で、投稿をミュートにしたり、自分の視界に入らないように設定しよう。
見る時間を決める
目的を定めて、取捨選択をしたら、
最後は「こんな時、こう感じた時にSNSを見よう」と、SNSを見る際の条件を定めることをオススメする。(特にSNSを使うことで逆にストレスをためている人)。
私の場合は、筋トレが終わった後の、疲れ果ていて何も考える気力がない時や、
ブログのネタが思いつかない時や筆が止まった時にTwitterをゆっくり眺めているようにしている。
このように、「こんな時にSNSを開こう」と時間を定めることで、気分転換となってストレスなくSNSを利用することができるのだ。
まとめ:自分なりのSNSの楽しみ方を見つけよう
まとめとしては、「自分なりのSNSの楽しみ方を見つけよう」ということ。
目的は人それぞれ違うからこそ、自分なりの目的を見つけて、SNSを楽しんでほしい。
「楽しむ」ということは意外と難しい行為で、自分で主体的に目的を定めて行動しないと何事も「楽しむ」ことはできない。
だからこそ、受動的娯楽に陥りやすいSNSとしっかり向き合い、目的を定めることで、楽しく、有意義にSNSを利用してほしいのだ。
受動的になると思考停止するので、自分を律することが出来ずに永遠とSNSの海をさまよい歩き、その先には何もないという空っぽな自分しか残らない。
SNS依存症と呼ばれる人たちが、まさに空っぽな人達の代表である。
この時代にSNSを利用していない人はいないだろう。それほどまでに私たちの生活にSNSは浸透している。
そんな身近な存在だからこそ向き合って、自分に適した使い方を考える必要があるのだ。
今回の記事では、かつてツイ廃だった私が今、SNSを自分のために有効活用するために意識していることを紹介した。
SNSは私たちとの生活とはもう切り離せない存在だ。
だから完全に断つ必要はなく、今回紹介したことを少しずつ意識していけば、SNSを自分の人生を充実させる良いツールとして活用できるのではないだろうか。
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