【生涯を豊かにする力】読書の真の価値とそのメリットについて深掘り読書って意味ある?【本を読むメリット】

読書

一般的に読書をしたら人生が豊かになるとか、「読書習慣を身につけよう」と言われていて、社会人、学生もそれに倣ってなんとなく読書をしている人もいると思う。

しかし実際、読書によって私たちにもたらされているモノは何なのか?

今回はそれに対して、読書家とまではいかないがたま~に読書をする程度の私が、本をなぜ読んだ方が良いのかを考察してみる。

読書には2種類ある

読書には2種類あると思っていて、

ただ娯楽として読む、小説や漫画、雑誌などの「読むこと自体が楽しい。」、つまり読むこと自体に意味を見出す娯楽的読書。

つぎに、読むこと自体に意味はないが、本を読んで何かしら行動を起こすことで人生を豊かにする読書。受験の参考書、自己啓発書やビジネス書などがコレにあたる。

自己実現のための読書

多くの人々は後者の自己実現を目的とした読書について知りたいと思うので、今回はここだけにフォーカスして考察する。

まず、私たちは何かしらの理想や目標を抱え、「それを実現したい」という欲求があるはずだ。

これは別に「東大に合格したい!」とか「ハリウッドスターになりたい!」みたいなどでかい目標だけでなく、「美味しいオムレツを作れるようになりたい」とか「便利な家具を知りたい!それを使って生活を少しでも豊かにしたい!」という些細な欲求も含む。

その実現に向けて何をしたらいいのかという情報が書かれているのが本なのだ。

だから読書はする。はい終わり。

本は必ずしも必要ではない

冗談はさておき。

ここで、

「いやいやいや、自己実現のためにすることが必ずしも本である必要はなくね?」と思った方は鋭い。

そう、別に自分の自己実現欲求を満たすために情報を得る手段は必ずしも本である必要はなくて、

今の時代はインターネットでパパッと知りたい情報だけに焦点を当てて書かれた記事を、無料で気軽に検索して読める。

しかし、そんな中でも本の需要があるのはなぜか。

信頼性が担保されている

本の最大のメリットは、本の内容にある程度の信頼性があるということだ。

インターネットには無料で気軽に情報を取得できるが、その情報は玉石混交で、時には間違った情報が検索トップに出てくることもある。

勿論、本の情報も100%正しい情報が書いてあるとは限らない。

しかし、本には著者の具体的なプロフィール、実績、経歴が詳細に記述されていることが多く、そこで「この本の著者はこんな実績や経歴があるから説得力があって信頼できるな!」と感じるのだ。

また、本を出版するというだけで信頼につながる。

例えば、ブログの記事は長くても5000字程度だが、本はその20倍の10万字。

ブログは断片的な情報だけをまとめたものであるが、本は一つのタイトル、テーマに関して体系的で深く広い情報がある。

情報量は勿論、それなりの知識や技術のある専門家が書いているので、ネットの記事とは信頼性が段違いなのだ。

文章力がつく

また、文章力がつくのも大きなメリット。

これはよく言われることだが、具体的にはどういうことだろう。

ここでいう文章力とは、文章を「書く力」と「読む力」である。

言い換えると「情報を適切に伝える能力」と「書かれた文章を理解する能力」である。

これはできているつもりでも意外とできていない人が多い。

書く力

まず「書く力」について。

これはコミュニケーションでも同じことだが、、自分の伝えたいことを相手に誤解がないように、伝えるということだ

例えば仕事の報告書を書く時、文章力がない人は、その報告書で伝えたいことはなにか、相手はどんな情報を求めており、それに対して自分はどういう情報を書けばいいのか、という「問い」を自分に投げかけない。

書く力とは「問いを投げかけられる力」とも言いかえられるほど、文章を書く上で「問い」は大事なことだ。

読書をしているとそういったことがわかるし、文章を読む習慣をつけることで、相手に自分の伝えたいことを適切に伝えることができるようになるのだ。

読む力

次に「読む力」について。

コレに関しては入試現代文の問題を解けるとかそういう難しいことではなくて、「相手はこの文章で誰に、何を伝えたいのか」ということを理解する能力。

それが読む力。

TwitterなどのSNSを見ていると、コレができていなくて発狂している人が非常に多い。

「この文章は私を傷つけた!それは間違いだ!ムキー!」とキレている人も多いが、そういった人は「そもそもこの文章ってどういう意図があるのか?これはこの人の意見であり、私の意見とは違う。ただそれだけなのでは?」と自分を疑い、冷静に俯瞰できるようになるといい。

そのために必要なのが読書だ。

読書をすると自分を客観的に、俯瞰的に見つめ直せるようになるし、文章の書き手の主張を受け止めることができるようになる。

日本人の識字率は高く、世界的に見たら読む力は高い。

それでも相手が何が言いたいのかを理解できていない人が目立つのだ。

ネットの記事は簡単で読みやすく感じるかもしれないが、本を読んで、著者の主張や言いたいことをつかむ習慣をつけておけば実生活も快適になる。

なんか抽象的な話すぎて理解に苦しい部分もあるが、「とりあえず本を読んでおけば考える習慣がついて、文章を呼んだり書いたりする上でメッチャ役立つよ」くらいで理解してほしい。

以上が、インターネットが普及した今でも本に需要がある理由。

まとめ:別に読まなくてもいいけど、目的によっては読書で得られるメリットは大きい。

ここまで色々と書いてきたがといっても、ぶっちゃけ別に無理して読書をする必要はないのだ。

なぜなら、YouTubeなどで本の要約をしている人はたくさんいるし、特定の分野で知識のある専門家が解説してくれているチャンネルも沢山あるからだ。

例えば、お金に関しては両学長、投資家のぽんちよ、筋肉や健康に関しては山本義徳、山澤礼明のチャンネルは非常に参考になるし、実績もあるので信頼性もある。

だから「読書しなきゃ」と何も考えずに本を読んでいてただのお金のムダだ。それこそ思考停止。

それぞれのメリットとデメリットを見分けながら、ケースバイケースで本とネットを使い分けて利用するのが、今の時代では最適な情報取得の効率が良いだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました