【生きづらさ】マジメな社会不適合者の特徴

人生論

社会不適合者の中には、時としてマジメ過ぎて損をしているケースが度々ある。

自分では一生懸命やっているつもりなのに、なぜか空回りしてしまう。

今回は、そんなマジメな社会不適合者の特徴を上げていこうと思う。

マジメというのは何事にも真剣に取り組めるという素晴らしい武器なのだが、その武器の使い方を理解せずに振り回しても、攻撃は当たらない。

私自身、マジメで考えすぎな所があって周囲とのズレを感じては、

孤立したり高校を退学したりしていたので、以下の特徴が当てはまる方は注意してほしい。

この記事はこんな人にオススメ

  • なんとなく周囲とのズレを感じていて生きづらさがある人
  • 真面目に生きているつもりだけど、なぜか上手くいかないという人
  • 努力が空回りしている人

他人の言うことを素直に受け止めすぎ

まず、マジメすぎる社会不適合者は、「他人の言うことを素直に受け止めすぎ」という特徴がある。

例えば、あなたがなにか悩みを抱えていて、それを知り合いなどに伝えたとしたら、相手は何かしらのアドバイスや、悩みの解決するために鼓舞してくれるだろう。

しかし、マジメな社会不適合者はそのようなアドバイスをそのまま受け入れては、思考停止で実行する。

「自分で考える」というステップを踏まずに、人の言う事だけに従って努力をする。

そんなことでうまくいくわけがない。

本人の悪気があろうとなかろうと、他人の言うことなど、無責任な戯言にすぎないのだ。

自分のことは自分にしかわからないし、自分に適した努力のやり方は自分にしか見つけられない。

だから、他人の言うことは話半分程度に聞いて、何か努力をする際には「自分にあったやり方は何か?」と、まずは自分だけで考えてみることが大切だ。

頑張りすぎ

あと、マジメな社会不適合者はとにかく頑張りすぎ。

仕事でも学業でもそうだが、とにかく「作業時間が長ければ長いほど良い」みたいな考えで、休まずに一心不乱に努力をしている人もいると思うが、

そういった人は休むことを知らない。

この努力信仰の考えは日本中に蔓延しているような気がして、

「身も心もボロボロになるまで努力する」ことが美徳のように感じられ、それが出来ない人は「アイツはダメなやつだ。」と非難される。

しかし、努力と休息はワンセットで、どちらかが欠けていれば最大限の成果は得られないのだ。

休むことに罪悪感を感じる

そして、努力信仰の考え方は、私たちに対して「休むことは悪いことだ」と考えさせる。

何か目標に向かって一生懸命努力をするのは決して悪いことでもないし、時には睡眠時間を削ってでも作業をすることもあるかもしれない。

しかし、たまには「休む」ということをしないと、結果的に生産性は落ちるし、努力に見合った成果が出ない場合が多くある。

私の場合は、高校生の時、パニック発作が起きているのにも関わらず「それでも大学に向けて頑張ろう!」と無心で勉強していたが、内容は全く頭に入ってこなかった。

視線恐怖、頭痛、動悸などがしながらまマトモに勉強などできるはずがない。

このように休むことに罪悪感を感じながら努力を続けていても、何も得られるものはなく、心身を害するだけなのだ。

というのも、日本人は休むことに対して罪悪感、後ろめたさを感じすぎ。

そういった空位が社会全体の中で蔓延していて、それによって皆、「休むのは悪いことだ。」とネガティブにとらえてしまっているのだ。

しかし、何か仕事をするときや目標に向かって努力する時、適切な休み方を知らずしてガムシャラにやったって、結果的には自分の心と体がボロボロになって、成果はイマイチということになりかねない。

「自分は頑張っているんだ。」と認めてあげて、心身の疲労を取ってまた目標に向かって頑張れるように、適度に休むべきなのだ。

柔軟に考えることができない

マジメな社会不適合者は、柔軟に考えることが出来ないという特徴がある。

何か強迫観念があって「自分はこうあらなければならない!」という思いで頑張っている。

そして、その「こうあるべき」という理想の形にそぐわないと、途端に落ち込んで自己嫌悪に陥る。

そのように強迫観念に囚われながら努力をしていたら、どんどん自分を追い詰めてしまうだけだ。

例えば、先ほどのように「休んじゃダメだ!休まずに努力して成果を得るぞ!」という凝り固まった考えで行動していては、それはただの思考停止。

今の自分の状態を見ながら、それに合わせて柔軟に考え方、努力の方法を変えることが重要なのだ。

答えが出ないのにも関わらず思い詰めすぎ

また、マジメな社会不適合者は、真面目過ぎて未来のことを深く考えすぎてしまうという特徴もある。

これは私がそうで、「大学辞めたらどうなるかな…。仕事とかどうしようかな…。」というように、起きてもいない問題について頭の中でグルグル考えては、結局何も答えが出ずに落ち込む。

メンタルが落ち込む時は基本的に、意識が未来か過去に向いていて、「今」を生きることが出来ていない状態にある。

まだ起きてもいないことを思い詰めても、まだ起きてもいないのだから答えはないし、考えてもしょうがないことなのだ。

勿論、自分の将来の進路選択や、どういう働き方、生き方をしたいかを未来に向けて考えることは必要だ。

しかし、起きてもいないどうでもいいことばかりに目を向けてグダグダ悩んで時間と精神を浪費するのはいけない。

自分の今できることとできないことをまずは明確に分けて、できることだけをできる範囲でやることが大切なのだ。

まとめ:マジメな社会不適合者は、思考停止している

以上、マジメな社会不適合者の特徴を上げてきたが、すべてを一言でまとめると、自分で考えるクセがついていないだけなのだ。

これは日本の学校教育の影響も大きいだろうが、自分の頭で考える機会を奪われてしまうと、

ただの社会からも他人からも利用されるだけの人間になってしまう。

周りは得をして、損をするのは自分だけ。

以上の特徴が当てはまった人はマジメな社会不適合者である可能性が高いので、

まずは、他人にすがったりするのではなく「自分の頭で考える」ということを習慣にしてみてほしい。

それでは。

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