【人生論】孤独と幸福の関係性。【ぼっちは強い】

人生論

突然だけど、この世界って割とクソな部分が目立つよね。

戦争、いじめ、会社や学校でのストレス、その他マイナスの感情が芽生える事が多い。

でも、その中でも私達が今でも生きていられるのは、そのようなクソな部分から適度に目を背けながら、楽しいことや気持ちの良いことをしているからである。

生きるのが上手い人は、自分の世界を持っている。

それは、自分ひとりで打ち込める趣味であったり、自分ひとりで完結するような、自分の思うようになる理想の世界が、わたしたちが生きる現実世界の他にもう一つ持っているのだ。

ここで重要なのが、「自分一人で完結する世界」という点。

誰かが介入していては、その世界の近郊は乱される危険が出てきて、その世界にある「安心感」というものが脅かされる。

確かに、自分の理想の世界が「恋人といる時間」や「家族のいる実家」と言いたい読者もいるだろう。

しかし、それでは永久不変の世界を構築することはできない。

なぜなら、自分の世界を他の人と共有することで、そのほかの人がいなくなった場合、世界が成り立たなくなるからである。(例えば、自分の世界を「妻と子供」においている場合、離婚や死別があった場合、自分の世界が壊れる上に、現実世界でもなんの希望も見いだせなくなるため、精神は完全に崩壊する)。あ

世界は自分ひとりで成立させなければならない。どれだけ現実にクソなことが起きても、精神の平和を保つためである。

極端なことを言うが、今の世界が「北斗の拳」のような世紀末になり、今の幸せな日常が失われたとしても、「自分の世界」をそこでも持っている人間は、強くたくましく希望を失わずに生きることができるであろう。

現実は直視しすぎると死にたくなる。かといって、現実から目を背け自分がしたいことばかりしていると、人生の課題にぶち当たって取り返しのつかないことになる(わかりやすいのが、人生の課題(現実)から目を背け続け、自分もしたいことをし続けた結果の先にあるのがニートである)。

なので適度に現実逃避しつつ、たまには現実と向き合って、人生の課題をこなす。

これが人生の歩み方である。

そして誰かに依存することなく、一人でもしなやかに生きるために必要なのは、「自分一人で完結する世界」である。

自分の世界とは、現実逃避をするためだけのものではなく、人生に彩り、活力を与えてくれ、豊かなものにしてくれる心強い味方である。

これがないという方はつまるところ、趣味がない人とも言える。

私達が生きるこの日本社会は、治安が良いし平和なので、別に人に依存した世界を持っていても問題は感じないだろう。それでもいい。

しかし、私は心の普遍の平穏を保つためにも、「自分の世界」を作り上げるようにすることをオススメする。

これがあれば自信もつくし、自分の世界が現実世界の仕事に繋がったり、自分のかけがえのない友人や恋人ができるキッカケになるかもしれない。

このように、自分の世界が現実世界とリンクして良い作用を及ぼす場合もあるのだ。

重度のアニメオタクで、普段の仕事もちゃんとしつつ、休日や暇な時間はアニメのために費やすという人がいる。

彼は「アニメ」という自分の世界を持ちつつ、彼は現実とも適度に向き合いながら仕事をしており、生活を成り立たせている。

傍から見たらそこまで幸せなようには見えないかもしれない。

しかし、私の経験上、幸せな人は意外と幸せに見えない。

幸せというのは相対評価ではなく絶対評価である。客観的に判断するものではなく、主観的に「私は幸せだ」「私は不幸だ」と判断するものである。

みずぼらしい格好をしていて、大して豪華な食事や遊びをしているわけでもない。

それでも「俺が世界一幸せだ」と思っているのならば、その人は世界一幸せなのである。

これは部外者がどうこう文句を言う余地はないのだ。

ここまで見てきたように、重要なのは主観である。

主観というのは、その人にしかない独自のフィルターのこと。

例えば、コップに半分の水が入れられているとする。

前向きなフィルターを持っている人には、「このコップには半分も水が入っている!」と喜べる。

しかし一方、後ろ向きなフィルターを持っている人には「このコップには半分しか水が入っていない…。」と捉える。

このフィルターというのは、自分がどんな世界を持っているかという話に繋がってくる。

自分の世界が危険に脅かされているような状況だと、何事も後ろ向きに捉えやすい。

以上、今回は「自分の世界を持っている人は強い」という話をした。

何も考えずに書いた上に抽象的な話であったので、よくわからない部分があった場合は気軽にコメントや、ツイッターなどで意見をいただけると嬉しい。

最近は面倒になって普通のブログ記事を書いていないが、インプットの量が蓄積されてきているので、そろそろ重い腰を上げて執筆に取り掛かろうと思っている。

それでは。次回の記事もお楽しみに。

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