私が抱えているパニック障害の発作を解説

人生論

芸能人がパニック障害で活動休止したこともあったり、精神疾患や発達障害に関して世間でよく知られる様になった。

しかし、「パニック障害って病気なのはわかるけど、実際どんな感じなの?」と気なる方も多いことだろう。

そこで今回は、パニック障害の主な症状について私の事例を交えて解説する。

別に私は精神科医でもないただの精神疾患患者なので、「へーこんな感じなのか」程度に理解してくれたら嬉しい。

診断基準は意外とガバガバ

まず言っておきたいのは、精神疾患の診断基準は結構ガバガバだということ。

言われてみれば当たり前なのだが、診断基準は患者自身が自分の症状を自己申告でやるから、確実で客観的なことはわからないし、うつ病だと思っていた人が実は違う疾患を持っていたりすることもあるらしい。

だから、カウンセリングや症状を具体的に話して、それで精神科医が診断書に病気名を書くという形で、私はパニック障害と診断されたのだ。

○他の疾患と合併している場合が多い

また、パニック障害は他の病気と合併して発生することが多く、それ単体で発症することはあまりないらしい。

私の場合も、パニック障害とセットで不安障害までついてきた。精神疾患のオマケなんて邪魔でしかない。

○過呼吸

ここからは症状の解説に入っていく。

まずは一番きついパニック発作の代表である過呼吸。

これは、私の場合は学校の教室に入って途端に過呼吸がひどくなる。

逃げられない閉鎖的空間の中で同級生と同じ教室にいるという状況がたまらなくキツイのだ。

私は”教室”という特定の環境で過呼吸になるが、私よりひどい場合は電車やデパートの人混みでもなるらしい(そういう意味では私の症状はまだ軽い方なのかもしれない)。

○視線恐怖

次は視線恐怖これも超きつい。

これは、「なんか周りの人に見られているな」と意識して不安になって頭がパニックになるという発作。

コレの何が地獄かって、クラスで授業をしているときやテストをしている時、全く先生の話が頭に入ってこないのだ。

ひたすら「だれかに見られてないかな」という不安だけが頭の中を埋め尽くすので、勉強に集中できるはずがない。

それでも私は高校性の時はやっていたがほとんdお頭に入ってこず成績も上がらなかった。

○動悸

これも典型的なパニック障害の症状だと思う。

胸にて当てたりセずとも、ドクンドクンと心臓が動く音がハッキリ聞こえ、胸が苦しくなるというもの。

パニック障害でない一般人でも、大衆の前でプレゼンをする時などの緊張する場面では動悸がすることもあるだろう。

しかし、私は学校にいる間はずっと動悸がしていて緊張状態。

私は本当に学校アレルギーで、動悸が収まるのは下校するバスに乗った時にようやく落ち着くというカンジダ。

○腹痛

腹痛もストレスが原因で起こる。

コレが辛い時は体育のとき。

ただでさえ動悸とか過呼吸があるのに、その状態で体動かしてスポーツするとかどんなどんな拷問だよ!?と思いながらも一応やっていた。

まとめ:パニック障害はひたすら地獄

以上が私が抱えているパニック障害の症状。パニック障害と言っても私が挙げた症状以外にもあるかもしれない。

パニック障害はこの通り、周囲からは全然気づかれないし、私自身もそれを我慢して平気なように振る舞っていたので、結局は6年もこの発作を放置して、気づいたら心も体もボロボロになっていた。

今はようやく自分の症状のヤバさを客観的に認識して、治すために生活習慣を整え、薬を服用し、無理はせず休むときは休むように気をつけている。

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