VALORANTを始めてもう1年半以上が経つ。
アカウントレベルはもう300にまで到達した。
そして、汗芋の人に直接試合を見てもらってコーチングしてもらったり、フルパランクでフィードバックをする中で、少しずつ成長してきた。
そして今はプラチナ3の23p。ダイヤが見えてくるところまで来た。
今回の記事では、ここまでくるまでに得た知識や意識などをメモしていこうと思う。
私と同じランク帯で停滞している人はもしかしたら参考になるかもしれない。
ゴールド帯のときの記事は、基礎の基礎。読んでない方はまずそちらを読んでから、この記事を読んでほしい。
ランクでの立ち回り、エイムという大きく分けて2つの章に分けて紹介していく。
◯ランクでの立ち回り
まずはランクでの立ち回りについて知っておきたいことについて話していく。
敵が多い時は、そこと無理に打ち合うのではなく、別のエリアをプッシュする。
私がゴールドのときは、敵が見えたらまっすぐにソイツと戦いにいっていた。
無理に打ち合って、自分がワンピックとってもすぐにトレードされたり、相手有利な打ち合いにもかかわらず、突っ込んでいったり。
このゲームではミニマップを使って状況を俯瞰的に見れるようにならなければならない。
例えば、3v3の状況になって、アセントのAメインに敵が2人いたという情報が取れたとする。
この時点で、アタッカー側は、「Aメインに二人いたから、Bはいても一人だ。そこに人数をかけてローテーションしよう。」という施工にならなければいけない。
しかしゴールド帯は、「Aメインに2人いる!殺さなきゃ!打ち合わなきゃ!」という思考になって、無意味な撃ち合いをしていく。
だからゴールドの人たちは、フィジカルが強くても勝率が安定せずに沼る。
ボードゲームのように、全体を見渡して、「このエリアは厚く守っているから、あそこのエリアは守りが薄いはずだ。」と判断してチーム全体にコールするべきである。
私がゴールドのときはこれができておらず、バカ正直に正面の敵と撃ち合いまくっていた。
こんな戦い方で勝率が安定するはずがない。
一つの箇所をじっくりと見る
基本的に合理的に行動するのがこのゲームの基本だが、どうしても可能性を捨てなければいけないときもある。
例えば、1v2の状況で、正面に一人、そして後ろからも一人の敵がいるとわかっている状況。
このときにしてはいけない最悪な行動が、どちらを殺しに行くべきでもなく、うろちょろと敵のピークを待っていることである。
どうすべきかわからずパニクってしまう気持ちもわかるが、そんなときこそ冷静に。
こちらが人数不利の場合は、果敢に相手の人数を削りに行くべきだ。
あと、「右の遮蔽か左の遮蔽から出てくるのか」という、どちらから相手がピークしてくるかわからない状況もあるだろう。
そんなときは、クロスヘアを「右左右左」と、どちらにでも対応できるようにおいておくのではなくて、「たぶん右だろ」と半分の可能性を捨ててクロスヘアを置くのも大事。
情報が不確定なときは、もう可能性にかけて、今自分ができるベストな行動をとるように心がけるべきである。
守りは2射線、攻撃は1射線
こちらからピークする際に必要な意識は、「アングルを一つに絞る」ということ。
そのためにスキルを使って「敵がここにいるだろう」という予測を基にプリエイムする。
その繰り返し。これが、こちらからピークするときにすることである。
対して、こちらが待っている際の意識は、「2つ射線を通す」ということ。
相手側からピークしてくる際、待っているこちらとしては、「トレードが取られてもカバーができる」という状況を作ること。
そのためにクロスを組んだり、二段したりなどがある。
もちろん、状況によってピークの仕方や、待ちエイムの仕方は変わるが、一応頭に入れておいて損はない。
リポジショニング
キルを取ると、相手に位置がバレる。そしてすぐにカバーピークしてきたり、逆サイトの敵が寄ってきたりする。
そのため、キルを一回取ったら、少しでもいいからポジションを変えるのが有効だ。
世界大会のクラッチシーンなどを見ても、それが顕著にわかる。
ポジショニングは、ADADだけの切り返しでも非常に強力。例えばこれを見てほしい。
これは私の1v3クラッチである。私は3キルする際に、1キルごとに”切り返し”を入れていることがわかる。
これによって相手のエイムをずらし、こちらのエイム力を押し付けてラウンドを取得した。
エイムのゴリ押しは勿論あるのだが、おそらく切り返しによるポジションの切り替えがなければ、このラウンドは取っていなかっただろう。
◯エイム、打ち合い
ここからはエイム、撃ち合いについての意識。正直、ゴールドとプラチナにフィジカルの差は感じられないので、あまり重要ではない気もするが、少しだけ解説。
頭に丁寧に弾を当てる意識を強くもつ
なんか視点移動がめっちゃ焦っている人が割といる。私もそうだが、SMTHみたいな非常に素早い視点移動で、フリックで頭に弾を当てようとしたり、とにかく視点に落ち着きがなかった。
視点移動はゆっくりでいいし、エイム練習をする際も、速さよりも正確さを重視しろというのは、上手い人の誰もが言っていることだ。
参考にするのは、YAYのような「ゆったりと頭にエイムを持っていく」視点移動だ。
CHILL AIMとも巷では言われているが、我々ゴールド・プラチナが目指すべき視点移動は、まさにCHILLだ。落ち着けばエイムは良くなる。
しゃがみグセを治す
しゃがみグセはなかなか抜けない。ただ、この癖が治るだけで、本当に勝率は上がる。
しゃがみグセがあるとどんなデメリットがあるのか言うと、
・ヘッドラインが下がる(しゃがんで視点が下に移動するため)
・切り返しができなくなる(先の章で話した切り返し撃ちができなくなる)
この2つのデメリットはでかい。逆にしゃがみぐせが抜けると、
・ヘッドラインが安定する(キルが取りやすくなる)
・切り返しができるようになる。(マルチキルや、限界ポジでのクラッチがしやすくなる)
しゃがみグセを治す方法はただ一つ。「しゃがみキーを外す」ことだ。
この状態でまずは1週間ランクをしてみてほしい。
切り返し撃ち、2~3点撃ちが癖づくようになる。
最初は不自然だったり、撃ち負けたりすることが多いかもしれないが、慣れると格段に強くなることが目に見えて実感できるはずだ。
以上、今回は私がコーチングを受けて学んだこと、ランクを回して意識していること、を雑多にまとめてみた。
勿論、私はレディアントでもプロプレイヤーでもないので、間違えていることや「これはこうした方が良い」などの意見があれば、気軽にコメントしてほしい。ブログに直接書き込むのも、ユーチューブでもツイッターでもなんでも歓迎する。
それではまた。
コメント