「1人が楽だけど、友達がいないと寂しい」の私なりの対処法

人生論

1人は楽だけど、友達がいなかったらそれはそれで寂しい。

そんな悩みを抱えているだろうか。

今回はそんな悩みに対して私なりの解決策を提示してみようと思う。

私自身、現在も友達が1人たりともおらず、ここ最近で誰かと会話したのは精神科の主治医くらいだ。

一応、私もぼっち歴が6年と長い方なので、それなりに参考にはなると思う。

前提:友達を作らなければいけないという強迫観念から抜け出す

まず前提として、友達がいなければいけないという強迫観念がある人は、まずそこから抜け出してほしい。

1人が好きなら無理して友達を作らず1人でいろ。

友達は作りたい人だけ作ればいい。

人間関係がつらい人は大体この強迫観念が強い傾向にあると思う。

誘われたら断れなかったり、嫌いな人でも一緒に付き合ってあげたり。

そういったことに「NO」と言える勇気を持つことが大切だ。

これはおそらく「みんな仲良くしよう」という学校教育が原因なのではと私は考えている。

しかし、あなたの人生はあなたのものなのは事実だ。

無理して友達を作る必要はないということをまずはおぼえておいてほしい

結論:ぼっちは慣れ

さて、本題の「1人が楽だけど、友達がいないと寂しい」という問題に対する私の対処法だが、

そんなものはない!慣れだ!

…..

と言いたいところだが、これだけだとこの記事が終わってしまうので、もっと掘り下げて解説する。

まず、人は1人になった時は誰でも寂しい。

しかし、それは1人の楽しみ方、過ごし方を知らないからであり、

逆に言えば、1人の楽しみ方を知っていれば、1人でも部屋に引きこもっていようがメンタルが落ち込んだりすることは基本的にない。というのが私の持論。

友だちがいるからといって寂しさが払拭されるわけではない

「ならどうやって1人でも寂しさを感じないように過ごせるの?」という話になってくるが、その前に一つ言っておきたい重要なことがある。

それは、「友だちがいるからと言ってその寂しさが完全に払拭するわけではない」からである。

これはどういうことなのか。

寂しさというのは、心の中で何かが不足しているような感覚があって、それを埋めようするのが、

寂しさを払拭するということ。

しかし、友達といえども、価値観も、育った環境も、何もかもが違う他人に過ぎない。

そんな人と接してむやみに寂しさを紛らわせようとしても、それは本来の自分を犠牲にする行為にほかならないし、寂しさ、虚しさは増す一方だ。

そんな人と一緒に過ごしたり話したりしていても、一時的には寂しさは緩和されるかもしれないが、友達がいなくなったらまた寂しさを感じてしまうという無限ループに突入してしまう。

そう、友達がいても必ず問題が解決するとは限らないのだ。

自分の内面を充実させていれば寂しさは感じない

あなたのその寂しさの原因はあなたの外側ではなく、内側にあるのだ。

心が満たされないような感覚。

それは、単純に1人の時間を楽しめていないからである。

そんな人がすることはただ一つ。自分の興味の持ったことに何でもチャレンジしてみることだ。

どんな小さなことでも構わない。今やってる趣味があるのなら、それに没頭してみるのもいいだろう。

自分の心に正直になり、心の中にある興味を掘り下げてみるのだ。

文面で書くと簡単そうに聞こえるが、実際にやろうとすると意外と「自分がやりたいことってなんだろう?」と考える人が多いと思う。

しかし、その考えている時間も、「友達を作る」などという表面的な行為よりも、自分の内面と向き合うためには必要なことなのだ。

幸せを外に求めない。内面に求める

そもそも、私たちは皆、根源的に「幸せになりたい」という欲求を持っているだろう(まさか不幸になりたいなんて思っている人はいないよね…?)。

しかし、幸せとはなんだろうか。

この議論をしたらキリがない。なぜなら「幸せ」というものは形がなく曖昧で、つかみどころのないモノだからだ。

私たちはそんなものを外の世界に求めようとする。

お金もちになりたい、高い地位がほしい、フォロワー〇〇人ほしい、などなど、目に見えるような形で幸せを感じようとする。

しかし、そればかりを求めていて幸せになれるのか?

答えは勿論、NOだ。

なぜなら、本当の幸せというものは外の世界にではなく心の内側にあるからだ。

だからこそ、孤独に自分で自分を楽しませる時間が幸福につながる。

誰でも寂しさを感じる時はある

ここで「1人は楽だけど、友達がいないと寂しい」という問題に戻るが、どんな人でもふと寂しさは感じるものだ。

24時間年中無休で快活に笑顔で過ごせている人がいるとするのならそれはもう人間ではない。地球外生命体だ。

1人が楽という人は、そもそも1人であることが好きなのだから、思う存分1人を楽しんだらいいのだ。自分の心に正直になって欲しい。

それでも寂しさを感じたのなら「自分の心が満足していない感じがするな。」と認識して、それはなぜか冷静に考えてみる。

必ず自分の心の内側に答えがあるはずだ。

ちなみに私がここでオススメたいのは読書だ。

なぜ突然読書をオススメするのかというと、読書という外から知識や経験を得ることで自分の心が満たされる感覚があるからだ。

別に難しい哲学書を何冊も読めと言っている訳では無い。

読書が苦手なら最初はマンガやラノベでも良い。

しかし、慣れてきたら他のジャンルの書籍にも手を伸ばしてみてほしい。

本を読むとその世界に入り込み、その著者の経験、知識を得ることができ、沢山の学びと、心の充足感がある。

まぁ必ずしも読書をしろというわけではないが、「考えたけど何をしたら良いかわからない」という人はとりあえず読書をしたらいい。心が満たされる感覚を味わえるはずだ。

今回は、「1人が楽だけど、友達がいないと寂しい」という問題に対して私なりに解決策を提示してみた。

答えとしては「1人が楽ならば、1人の時間を存分に楽しみ、自分の内面を充実させろ。それが幸福につながる」ということだ。

参考になれば嬉しい。

それでは。

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