外出したら必ずと言っていいほど見かける歩きスマホ。
これは周りに迷惑をかけるのは勿論、本人にとっても事故にあう危険性があり非常に厄介な問題だ。
今回は、スマホ中毒にならないために私が普段意識していることを紹介する。
スマホ依存を辞めたい人はぜひ参考にしてほしい。
周りも見ずにそこまでしてスマホが見たいのか?
まず本題に入る前に、歩きスマホをしている人に伝えたいのは、「そこまでして見たいものがその画面の中にあるのか?」ということ。
周りも見ず、人に迷惑をかけながらスマホの画面を見続けるのは、ハッキリ言って病気にしか見えない(言い方は悪いが)。
歩きスマホの問題は、車に置き換えるとわかりやすい。
例えば、もし大型トラックの運転手がスマホをいじりながら運転していたら、あなたはどう思うだろうか。
多くの人が「危険」「事故を起こす可能性がある」「運転手、または関係ない人を巻き込んで沢山の命が失われるかもしれない」。
そう思うだろう。
これは人も同じ。歩きスマホは軽い気持ちでしている人が多いが、周囲の人間に迷惑をかけている上、自分の身も危険にさらしていることに早く気づいた方がいい。
スマホはあなたがずっと見ていられるように作られている
次に重要なのは、「スマホはあなたが中毒になるように設計されている」ということ。
スマホは便利だ。
いつでもどこでもサッと取り出して、SNSをしたりゲームをしたり音楽を聞いたりメールを確認したり、様々なことができる。
しかしその手軽さ故に、私たちは無意識にスマホを開きやすい。
またこれはSNSによく当てはまることだが、時には刺激的な情報が入ってくることもある。
最近では元首相が暗殺されたことが大きく話題になり、その悲しさで「気分が落ち込んで何も手につかない…。」とツイートしている人を見かけた。
スマホは便利で魅力的、そして刺激的なモノだ。
しかしその裏には、依存性という悪魔が潜んでいる。
長い前置きはこれで終わり。
歩きスマホ、スマホ依存がいかに私の心と身体を及ぼすかを理解していただいた上で、
次は私がスマホ依存に陥らないためにしていることを紹介する。
スマホ画面を整理する
スマホ依存を脱却したい人がまずすべきことはスマホ画面の整理。
これはそこまで時間もかからないのでまだやっていない方はすぐにしてほしい。
やり方は簡単。
①自分が毎日見るアプリ、よく使うアプリを挙げる
②長期間使ってないアプリを消す(アプリ自体は消さなくても、画面上から消しておくだけでもOK)
③ウィジェットなどを使って画面全体を整理する
これだけ言ってもわからないと思うので、具体例として私のスマホ画面を見せようと思う。

まずはステップ①。
毎日見るアプリである「大学の時間割」、「日々のタスク、予定」「天気」を画面の上半分にウィジェットで配置。
大学の時間割に関しては、私は5月あたりからはもう大学に行ってないのでほぼ意味がないのだが、いつか行くかもしれないし(いかない)、「今日何曜日だっけ?」という時に時間割を見るとわかるので、念のためにおいている。
(「何曜日か確認したいなら普通にロック画面でも良くね?」と思った方がいるかもしれないが、私のスマホの言語設定は英語になっているのでそれは無理なのだ。)
次に画面右上のタスク。これはGoogle Taskというアプリで管理している。今日やること、今月の予定などはすべてここにぶちこんでおけば、スマホを開くたびに視界に入るので忘れることもない(たまに忘れるケド)。
次に天気のウィジェット。
このウィジェットを追加するまでは私は、Safariで毎日「今日の天気 巣鴨」とか調べては確認していた。こんなにムダな手間はない。
しかしウィジェットで1時間ごとの天気と温度がサッと見ることができれば、外出時に傘を持っていくか、厚手の服か薄手の服かの判断が直ぐにできる。
そして画面下部には、メモ帳、時計、Kindle、家計簿、体重、禁欲の記録計、そしてYouTubeやdアニメストアなどの動画配信サービスを入れている。
次にステップ②。
長期間使っていないアプリは、削除する、または画面上からは消して、データは残しておくなどすること。
自分のスマホ画面を見ると、必ず「このアプリずっと入ってるけど、結局使っていないな。」というアプリが必ずあるはずだ。
それを視界から消す。
使ってもない余計なアプリを画面上においておくことは、部屋にゴミがあるのにもかかわらず掃除をしないで放置しているのと同じだ。
やはり部屋はゴミがない方が、身も心もスッキリする。
最後にステップ③。これは私のスマホ画面を見たらわかるように、自分の使うアプリの優先順位の高い順に配置しながら、ウィジェットで画面を見やすくするという作業。
ちなみにウィジェットの追加方法がわからないという方はご自身で調べてほしい。すぐにわかる。
常に機内モードにする
画面を整理しただけでも、結構スッキリする。
しかしその次に厄介なものは「通知」だ。
例えば、SNSを普通に使っていると、「〇〇さんがいいねしました」とか、LINEで「元気?」みたいなどうでもいいことが通知されてくる。
他のメールやソシャゲのアプリも同様、通知をONにしているととにかく煩わしいし、集中をそがれる。
あと電話。唐突に電話がかかってくると、今やっている作業の邪魔になるので、これもウザい。
だから私は、スマホは常に機内モードかおやすみモードに設定している。
これだと通知がくることはまずないし、勿論、電話もかかってこない。
しかしここで疑問を持たれた方がいるだろう。
「電話とかは取らないとダメじゃない?あとメールとかも通知オフにしてたら重要な通知を見逃してしまうかもしれないし。」
心配ご無用。
バナー通知設定によって、アイコンに通知が着ているかどうかの確認ができるようになっている。
だから、電話は私がかけたいタイミングに折り返してかけるし、
メールなども夜に一度だけ確認するというルーティーンを作っておけば問題はない。
外食時はスマホは見ない
私は基本的に食事中はスマホはいじらない。
そこまで美味しくないものを食べてる時はスマホは見るけど、私は外食している時は絶対にスマホを見ながら食べることはしない。
例えば軽食でおにぎりやサンドイッチなどを食べている時は、私は必ず「アニメを観ながら食べる」と決めている。
しかし外食に行く際。特に自分が心から食べたいと思って決断し、お金を払って食べる料理は、それだけに意識を集中させたいので、スマホはカバンの中にしまっておく。
耳にはイヤホンで自然音のBGMをかけて聴覚を遮断。味覚だけに意識を集中させ、今食べている料理に全神経を注ぐ。
まぁこれは私がただ食べることが好きなだけというだけの話なのだけど。
重要なのは、「漠然と、無意識にスマホを見る時間を減らす」ということ。
無意識にスマホを見ることを減らし、食事という他の行為に意識を向ける。
これは人生を充実させるために重要なことだと思う。
先述した通り、スマホは知らないうちに依存してしまっていることが多い。
だからこそ、無意識にスマホに触れることをやめ、意識的に人生を充実させるような行為(美味しい料理を食べる、散歩をする、趣味に没頭する)をすることに集中するのだ。
まとめ:スマホにコントロールされるのではなく、自らコントロールしよう
スマホというのは依存性がすごい。
私もひどい時は、15~20時間もスマホを見ていたような時期がある。
それは決して充実した時間ではなかった。
なぜならスマホにコントロールされている状態で、自分が何がしたいかわからない状態でスマホの画面上をさまよっているだけだからだ。
スマホにコントロールされる、虚しく満足感のない生活を送るか、
スマホを上手にコントロールしながら、充実感に溢れる自分主体の生活を送るか。
それは、すべてあなた次第の選択で決まる。
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